従来型ロジック『競争戦略』
知っている人は知っている。知らない人は知らない。
私は火鉢屋という店をやっている。
が、しかし。
自転車屋もやろうとしている。
DE ROSAというイタリアのバイクフレームを売るショップだ。
名前はQogwarp コグワープ
しかし、今一つ先が見えずにいた。
その為仕事がはかどらないという問題も。
そもそも自分の発案ではないため、中々難しいところがある。
いや、自分が発案者であるかどうかは関係ない。
もちろんDEROSAに対してそれほど興味が無いことも実はあまり関係がない。
ではなにが問題で仕事が進まないのか。
問題は自転車屋さんという競合が多すぎること?
いや違う。
では資金が足りない?
いやこれも関係ない。
むしろ無いほうが好都合だ。
ではなんだ?
で、今日ふとおもった。
自分の思考は 『競争戦略立案のフレームワーク』
という枠の中だけで考えていることを。
競争戦略とは文字通り、競争していくことが前程なわけだ。
そこには競合他社の存在が欠かせない。
その競合に対してどう有利に自社のビジネスを運ぶかの思考方法が理論化されている。
その競争戦略理論には、マイケル・・ポーターの「競争優位の戦略」と、
「ランチェスター戦略」とがある。
マイケル・ポーターの本は一冊だけ持っていたのだけど
どう読んでも自分には当てはまらないので売ってしまった。
これは大企業向けだ。もはやMBAで学ぶこと。
小さい会社には正直、話が大きすぎ。
一方ランチェスター戦略はミドル&スモールカンパニー向け。
まさに自分にうってつけだ。
ゆえに何年も前に何冊か読んだし、非常に参考になった。
ランチェスター戦略を一番判りやすく書いているのは竹田陽一という著者。
この本は読んでいないけれど、これから読む方にはよいのではないでしょうか?
クライマックスから考える必要性
この2年ほど、今まで正しいとされてきた競争戦略論が
中々当てはまらないような気がしてきていた。
さらにこの2010年に入り、まったく新しいステージに入ったことを実感する。
では何が当てはまらなくなったのか?
まさにここ2~3年で育ったビジネスの中には、
この競争戦略論にまったくのっとっていない、
もしくは最初から誰とも競争していないで成功した事業が含まれている。
しかも意外と多い。
その場合、女性が手がけていることがこれまた非常に多い。
しかし女性一人と侮る無かれ、個人収入は財閥系企業の40歳
海外赴任者のそれを上回る例も珍しくない。
(ん?なんか事例が生々しいかな?)
そういったビジネスがどのようなものかは今日は書かないが、
どれも競合他社は恐らく、最初は存在していなかったのでは?
と思わせるものばかりだ。
むしろ有名になってから大手が真似をする場合はある。
でもまったく勝負になっていない。
大手のプライベートブランドとは真逆の結果に。
で、コマゴマしたことを省くけれども、
結局競争戦略でできることは、今の状態をどうしたら良く出来るか。
ってコトだけでしかない。
今の状態を良くするには、競合にどうやって打ち勝つか。とか、
他社との差別化とか、そういう話になる。
一件これは正しいように思う。
いや、今までの時代はこれでよかったのだ。
でも、今の時代、さらにこれからの時代はこの考えは、
自分の可能性をむしろ自ら狭めることになりすらする。
恐らく必要なのは競争戦略ではなく、
個人レベルでのピークパフォーマンス。
ビジネスのゴールにあるのは、ある種の共感。
自分の考え、理想、喜びのピークが、他者の喜びに変化した状態。
その状態が共感ベースに最大限になった状態。
これがこれからのビジネスの上でのピークパフォーマンス。
ピークパフォーマンスは最高の状態であり、
その最高は自分がではなくて、他者が最高!と感じている状態。
つまり、「お客さんが物凄く喜んでいる状態。」
人を喜ばせたいと思う感情。
これベースに考えられればビジネスとして成り立つとおもう。
それは誰もがわかっていることだけど、スタートがどうしても
モノありき。 利益ありき。 だとどうしても変なバイアスがかかる。
僕の場合は『DEROSAをどうやって売るか。』 がそのバイアスなわけ。
これだけでは思考は進まない。
Webつくって、コンテンツ充実させて、アクセス解析して
headタグ内を綺麗にして、マークアップも正確に。
メルマガもこまめに出して、顧客対応も万全。
まるでレールの上をうまく電車を走らせるがごとく、やるべきコトが決まっている。
マイルストーンをクリアし、計画通りにビジネスを進めた先に、人の喜ぶ姿、状態があるのか?
人を喜ばせる方程式みたいだ。
でもそんなものは無い。
人間関係においてはある種の方程式はある。
誕生日に美味しいもの食べさせてくれた人は良い人だ。
これは間違いない!
でもビジネスは共感がピークにならないといけない。
他者を負かしたパワーの結果が共感にはならないし、
計画性と実効性の結果が多くの人の喜びにつながるとも思えない。
人を喜ばせるのは、モノでも、計画性でも、競争戦略の結果
他社に打ち勝った結果でも無い。
それは多分、スタートした時点であるべきもの。
それが無いと、スタートが出来ないくらい、大切なもの。
だから、DEROSA というイタリアの高級フレームだけ手元にあっても
それを売ること=ビジネス にはならなかったし、そう考えられなかった。
いや、ビジネスではあるのだけど、永続的なビジネス。
これからワクワクしながら伸びていくビジネス。
更に言えば、今までに無い驚きと喜びを提供してくれるビジネスには思えなかった。
だから今日改めて気がついた。
逆だ!
思考が逆からスタートしていたことに。
どうやってDEROSAを売るか。
どうやって他社と差別化を計るか。
これは後でちょっとお漬物のように、ピクルスのように
添えて考えれば良いコトで、今考えるべきは、
どんだけ楽しさ振りまけるショップになれるか。
だろうとおもう。その最高に楽しい状態は、お客さんもワクワクしている。
その状態がまずあって、そこへ行くにはどういうステップが必要か
を考えるべきなのだろ。 ワクワクがゴールだから、その手前の
ステップは全てワクワクにつながらないとならない。
だから今は、Webをまだ作っている状態だけど、
これはショップをつくっているのではなくて、ワクワクを見せるための
1つのツールを組み立てている感じ。
そう思えば、なるほど明日からは今までとは違う
興奮を覚えながら仕事が出来そうだ。
だから明日からは、
DE ROSAを売るショップ QOGwarpは、クライマックスからスタートだ!
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